ソーシャルメディアを通じたステークホルダーとのつながりを築く
3月21日の日経流通新聞1面に「ネット声かけ 距離感絶妙」という特集が掲載されています。
TwitterやFacebookでの自社ブランドに対する返信投稿による顧客とのつながりを深くしている3社の事例が掲載されています。
このこの記事内で中古車販売の「ガリバー」の取り組みがユニークでした。
展示場に来客した訪問者にiPad miniを配布し、会場でQRコードを通じて閲覧した車種の情報とアンケートの回答内容から、顧客の購入関心度を評価し、メールでコミュニケーションを図る。
この手法は様々な業界でも利用し易いのではないか。
説明会会場でiPadでアンケートに記入、電子カタログの閲覧履歴から興味の方向を把握するなど。
説明会会場でのアンケート用のiPadアプリ+webフォームは必須だが、
加えて色々な方策があるのではないか
説明会当日の投稿はもちろんのこと、会場でのソーシャルなつながりを開始することも出来る。高校生のソーシャル利用率の高さを有効に利用したい。
どれだけの中高大学専門学校がソーシャルメディア上で自校についての投稿を把握し、分析、行動に移しているだろうか?
まずは、自校に対する投稿を把握することから始めることを勧める。
自校のオープンキャンパスに来校した高校生がトイレの清潔さをどの様に評価しているのか考えて見てはどうだろうか?
勿論、学校が自ら自校や自校イベントのハッシュタグを付けた投稿からステークホルダーの投稿を引き出す事も有効だろう。
多くの学校がFacebookやLINE@を通じた自校イベントの一方的な告知に留まらず、ステークホルダーとソーシャルメディアを通じたステークホルダーとのつながりを築くのではないか。
ソーシャルメディアの広報活用というとFacebookで投稿すればいいのだと言う方もいらっいますが、ソーシャルメディアは個人と個人又はブランドとのコミュニケーションによって、初めて繋がりメッセージが伝わるツールなのですから、発信媒体としてではなく、コミュニケーションツールとしてどのように設計するかが重要。