ソーシャル・メディアで炎上しないためには
企業・学校関係者が何気なく投稿したコメントによって、ブランドイメージが傷つく事件が多発しています。
ソーシャル・メディアで炎上しないためには、どうしたらいいのでしょうか?
発言・投稿した一般常識・モラルのない個人の問題でしょうか?
私はそうは思いません。
何故か、人はweb上(2ちゃんねる、twitter、Facebook、Mixi)だと、友達や親にも言わないようなことを発言してしまいます。
(この行動の分析は「ひとは何故「カルボナーラなう!」とつぶやくのか?にて)
「社会に対して広く発信しているのだ」という意識が欠損していることが原因の第一だと思います。
企業・学校は
○自分達のルールを検討し「ソーシャルメディア・ガイドライン」を作成・掲示
○職員に対して、伝達・研修
する必要があります。
一部の企業などでは、社員が率先して個人のブログやtwitter、facebookで勤務先名を掲出し、自社製品に対してのコメントを発出する事を勧めています。
これは、自社ブランドに対する愛情を高めてもらうと同時に各社員のソーシャルな繋がりから、広報プロモーションへ繋がることを確信しているからです。
「社名、本名を記載していなければ何を書いてもいいだろう」は通じないのです。
なので、先日高校生に講義した内容で、単純ですが基本だと思うので再掲します。
炎上しない投稿のコツ
○自分と考え方が違うからと言って怒らない。違う人はいるのだ
○写真を投稿するときは、写っている人に聞いてから
○冗談だと思って書いたことを、読んだ人は冗談として受けとらないかも
○スゴイ、ニュースは元の情報まで辿ってから
○脊髄反射で書かずに、ちょっと待ってから投稿する
○あなたの発言は、友達でない人にも読まれている。
○文字で残る!
○シェア、RT(リツイート)されたらもう消せない
企業・学校が使える「ガイドライン」を作成したいと思います。。。がもう少し時間を
参考URL
○ソーシャルメディアの炎上リスクを克服する方法、炎上リスク一覧。事例も
****引用****
炎上対策を意識していない場合、全てのリスクに対して暗黙的に「受容」のポリシーを採用していることになります。十分に検討された上であればよいのですが、そうでない場合は炎上に関して自社が受容限度を超える潜在リスクを抱えている可能性があることを認識する必要があります。
○IBM ソーシャル・コンピューティングのガイドライン – Japan
○学校法人五島育英会ウェブサイトのソーシャルメディアポリシー
○人事担当者はチェックしている! 就活学生がFacebookをやってはいけない理由
ソーシャルメディア全盛時代になり、プライバシーなどあり得ない社会はどんどん拡大している。